青少年の国際教育を促進する ”青帆の会

近年、日本では町のいたるところで英語を見かけるようになり、義務教育にも英語教育が少しづつ始まってきました。多くの子供たちが英語が何か、海外が何かわからないまま英語教育が始まっています。英語は海外でのコミュニケーションをとるための手段にすぎません。目的は国際的な活動や行動であり、それを円滑に遂行するために必要な手段の一つとして英語があります。

青帆の会では子供たちへ言語としての英語だけでなく、世界の広さ、日本との違い、多様性や文化、考え方など言語だけでない世界を感じ、英語を使うその先の目的を考えてほしいという願いと共に、「国際人」を目指すことを促進しています。

青帆の会 活動理念

大きな帆を掲げて世界への航海を
自分の力で進む子供たちへ

私たちはそのための様々な準備と
情報を提供する港でありたい

私たちが考える”国際人”とは

海外経験

実際に海外を自分の足で歩き肌で感じた自分だけの経験を持っていることは、それが留学でも旅行でもとても大切であり、国際人として欠かせない大切なパーツです

言語の壁を超える

英語のレベルとは関係なくなく、言語の壁を乗り越えてコミュニケーションを取る事が出来ること。話せなくても伝えたい、聞きたいと思う気持ちは言語の壁を簡単にのりこえます。

ボーダーレスマインド

世界視野を持っていること。国境や宗教、文化や性別、様々なものに分け隔てなくフラットな視野を持ち、同じ地球に住む人間同士であり隣人である意識をもつこと。

代表挨拶

勝 彰子

青帆の会

代表理事

子どもたちへ
「世界を舞台に生きる!」そんな未来を描いてほしい

私自身、物心ついたころから「いつか海外に出たい!世界を知りたい!」と思っていました。そしてまだ高校生の留学が一般的ではなかった1980年代の半ば、高校2年生の夏、夢とパスポートを携えて単身ロンドンに渡りました。夏休みを利用した1か月半の短期語学留学でしたが、高校生の私がそこで見た景色が私の人生を左右する原風景となりました。
 
ヨーロッパ、アフリカ、南米、北欧、中国・・・世界のあらゆる国からの留学生との交流は、それは刺激的で、流ちょうな英語は話せないながらも一生懸命コミュニケーションをとったのを覚えています。「あなたはどう思う?」と自分の意見を聞かれることもしばしば、「日本はどうなの?」と日本という今まで客観的に見たこともなかった自分の国のこともたくさん聞かれました。この経験が私の目をさらに世界へと開かせてくれることになりました。
 
そして、紆余曲折を経て、今私は「子どもたちを世界に送り出す」仕事をしています。
学生時代に体験した留学がきっかけになり、自分の描く未来の舞台が「世界」であるといいなという思いを込めて、子どもたちの留学をサポートしています。
 
ビジネスの世界で語られる「グローバル人材」も今の日本には大切です。けれども、それは条件クリアでなれるものでもなく、自らの体験の結果だと思います。まずは、ツールとしての英語を身に着け、世界を知り、その中で生きる楽しさを体験すること、そしてさらに言うと海外で体験するたくさんのことが「自分軸」を確立することへとつながり、「自分とは何者か」を知り世界に向けてそれを表現していくこと、そんな経験をした人がグローバル人材なんだと思っています。
 
さて、そんな思いを胸に、このたび「青帆の会」を立ち上げました。
ここでの使命は「世界を舞台に生きることの楽しさを伝えること」「世界に向かって漕ぎ出す青年をサポートする」ことだと思っています。
 
この「青帆の会」では、子どもたちの国際化につながる情報発信、子どもの国際化教育を通して保護者のみなさんも一緒に学べる機会としてのセミナーやイベントの実施、子どもが世界に出ていくための十分な準備をサポートするための活動などに取り組んでまいります。
 
子どもたちが安心して世界へと漕ぎ足していくための港として、心を尽くして活動をしていきたいと思います。

Profile Picture